皆様、お元気にお過ごしでしょうか。

随分と更新が久しぶりになってしまい本当に申し訳ありませんでした。

今までホームページのブログ更新ページを「お気に入り」登録していたのですが、随分前にそれが突然消えてなくなってしまい、PC音痴の私はうろたえ手も足も出ず放置状態になっていました。

GWの昨夜に弟家族が関東より帰阪してくれ、今朝弟に復旧してもらい平成最後の今日、滑り込みで再び更新できるようになりました。

最近の私の近況報告ですが、2つのことに夢中になっています。

1つは「家族信託」。

今日はその「家族信託」について少しだけお話させてください。

「家族信託」っていうと、銀行や信託会社でされている信託を思い浮かべる方が多いかと思いますが、あれとは全く別物なんです。

ちょっとだけ固い話ですみません。信託には基本的に登場人物が3人います。

一人目は不動産や預貯金や株式や現金を持っている財産の所有者である「委託者」。

二人目は上記財産の所有者である「委託者」から財産管理をまかされる「受託者」。

三人目は財産管理より生じる利益を受ける「受益者」。

基本的にはこの3人だけです。

そして「家族信託」というのはこの3人の登場人物が全て信頼できる「家族」で構成されます。

具体的にいうと、資産家である高齢のお父様が不動産や預貯金等を自分自身で管理するのが大変になり、息子である長男さんに管理をまかせ、そこから生じる利益は今まで通りお父様が受け取るイメージです。

この場合上記でいうところの「委託者」はお父様、そして「受託者」は息子である長男さん、「受益者」はお父様となります。

高齢のお父様が今は元気で判断能力に問題がなくても、いずれ判断能力にかげりがみえたときに民法の世界だけで解決しようとなるとお父様に成年後見人をつけることになるでしょう。

資産家のお父様なので「相続対策」として子供たちに毎年暦年贈与をしたり、ローンを組んでマンションを購入したりしたいとお元気なときに計画をたてて考えていたとしましょう。

しかし、判断能力が低下してしまい一旦成年後見人が就いてしまうとこれらのことをすることは非常に制約を受けることになります。

一方、お父様がお元気なうちに息子の長男さんを受託者として「家族信託」契約を結んでおけば、たとえお父様の判断能力が低下しようと元気なときと変わりなく長男さんはお父様の考えられていた「相続対策」をし続けることができます。

これはほんの一例にすぎませんが「家族信託」には今まで民法の世界では考えられなかったことができる可能性を大いに秘めています。

高齢者の多い泉北で今までの「遺言」・「後見」と並んで「家族信託」も1つの選択肢としてご提示していきたいし、またそのニーズは決して少なくないと感じています。

長くなりましたが、次回「令和」の最初のブログは2つ目の夢中になっていることについて書きたいと思います。

 

司法書士 田中 智子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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